青木工芸
上野村生まれ。幼い頃より家業の竹工芸に親しむも、父親の一度は「外の世界を知って来い」との言葉に促され一度は村外に就職。その後上野村にUターン、10年程漆の仕事を経験し慣れ親しんだ竹工芸の作家として独立。
上野村の素材に愛着を持ち、上野村内産の真竹、漆を採取するところから自分で行う。素材は同じ上野村内であっても採取する場所によって特性が違う。その見極めが仕事の第一歩。竹材の採取は通常秋に行う。生育1年目の若竹は緑巻きなどに、また生育3年から5年の熟成した竹は強度を求められる胴編みなどの構造材に使用される。
採取された竹はその後炭火であぶり油を拭き取った後天日にさらして乾燥させた後、2年から6年寝かせて使用する。なお、上野村産の竹は節間が短くかつ、節が高く加工が難しいが、反面一度加工して作品にすると極めて強度の高い物となる。
市販の漆は中国産のものが圧倒的に多く、また製漆する業者によっても品質に大きな違いが出る。上野村には少量ではあるがまだ漆の木が自生している為自分で採取してそれを使用している。
これからも大量消費に慣れている人ではなく、一つの物を愛着を持って使って下さる方々のための作品作りを目指していきたいと思っている。
青木 岳男:AMSCスペイン芸術賞、モナコ公国名誉賞、世界平和文化功労賞受賞など多数受賞。
2019年2月 群馬県ふるさと伝統工芸士 認定
Comment
上野村に生まれ、竹編み作家になって早〇〇年。様々な竹と向き合い数多の作品を制作してきました。まだまだ自分の作品や技術には納得はしていませんが業界内では一定の評価はいただけるようになってまいりました。これからも今まで培ってきた技術を活かし素材の能力を最大限に引き出し、お客様の生活に寄り添えるような作品作りを心掛けていきます。
Craft
- 編竹品
Specialty
- ザル
- バスケット
About
住所 : 群馬県上野村楢原1258
Webサイト : 開設準備中